JupyterLabの自動補完(jupyterlab-kite)が最高なのでDockerで環境作った

Python, Docker15 December 2020

What's

JupyterLabの自動補完のための拡張機能(jupyterlab-kite)が物凄く良いのでDockerで環境を作りました。

先に使用方法を記載しますので、良かったら使ってみてください。

// pull
$ docker pull kleinmask/jupyter-lab

// run
$ docker run -d --rm -p 任意のポート:8888 -v 使用したいディレクトリ:/work kleinmask/jupyter-lab

build元のDockerfileはこちらになります。 改善点が死ぬほど沢山あると思うので、良かったらプルリクください。

https://github.com/klein-mask/docker-jupyter-lab

ちょっと宣伝。Yotubeに動画上げてます。 よかったら見てください!

以降は軽くJupyterLabとjupyterlab-kiteについて軽く触れておきます。不要な方は読み飛ばしてください。

JupyterLab and jupyterlab-kite

Pythonの環境構築はすごく沢山の方法があり、一概にどれがいいとかは正直わかりません。

しかしその中でも、Jupyterによる対話式のNoteBook環境はデータ分析で非常に使用されるということで、使っている方も多いと思います。

ここで問題になるのが、JupyterLab自体をどのような方法でインストールするか?ということです。

  • 通常のPythonを導入し、pipでインストール
  • Anacondaを導入し、condaでインストール
  • pyenvを導入し、pyenv経由のpipでインストール

などなど、書き出したらキリがありません。 今回はその中でもDockerを使用して環境を作っていきます。

Why Docker?

昨今の開発環境ではしきりにDockerが使われるのでその波に乗りたいだけです。 嘘です。どのPCでも同様の環境が作れるということは、とんでもなくメリットです。

会社のPCで使いたい、自宅のPCで使いたい。パソコン変えたい。 こんな感じで皆さんに共有して、プルリクもらいたいw

などなどメリットだらけなので使っていきましょう。

Jupyterlab

今までJupyterLabには自動補完が付いておらず、ちょくちょく拡張機能での対応がありましたが、 補完のためには特定のキーを打つ必要があるなど、正直VSCodeとかに使い慣れている方の場合は、使用が大変なものでした。

jupyter-kiteはその辺りを解決し、非常に使いやすい機能を提供してくれました。

どうしてもDockerで使いたかったのですが、kiteの導入になかなか手こずり

特に落ちているDockerイメージも見つからなかったので作ってみたというところです。

結構無理くりな感じでDockerfile書きましたが、今の所動作は問題なさそうなので

良かったら使ってみてください。

tags: Python, Docker